武生商工デパート

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今日の武生商工デパート

『令和5年度 武生商工デパート』ポスター(情報ビジネス科 萩原虎也さん作成)

令和5年度武生商工デパート全日程は終了しました。ご来店まことにありがとうございました。

商売って楽しい!新装開店「武生商工デパート」

3学年まで学習して修得した、簿記・実務計算・情報処理等全てをフル活用し「仕入れ・販売・サービス・決算」等、商店の経営活動を一通り体験する模擬経営を行います。

 

 

 

 

 

旧武生商業高校の生徒が開催してきた「武商デパート」は30年以上の歴史があり、”大根からテレビまで”と、まさにあらゆる商品を自分たちで仕入れて開催してきました。毎年3000人が訪れるという巨大デパートは、2020年に武生工業高校と合併して武生商工高校となって、今年初めて『武生商工デパート』と名を変えて32回目の新装開店となります。

 

 

 

 

 

面白さの神髄とはその組織体系です。会社と思うような組織図で、社長や取締役会も存在していて、いくつもの分科会に分かれ、さらに銀行まで存在します。そもそもが商業の仕組みや地域のつながりを作っていきたい思いからスタートしているので、”商売の疑似体験”を本格的に行っています。

伝統の武商デパートから新しい武生商工デパートへ

令和4年度 第32回武生商工デパートから、工業キャンパスの生徒たちも積極的に関わって、”ドローン体験やミニ鉄道、ロボット操作体験に木工制作体験”など、これまで単独商業高校ではできなかったことが加わって厚みがでました。また、「あらた君」のスタンプも制作しました。「焼き印」も工業キャンパスの生徒が作ってくれています。

 

武生商工高校のアイコンとしての『武生商工デパート』

「武商工デパート」というコンテンツにより、工業学科の生徒は「ビジネスの心がわかるエンジニア」へ、商業学科の生徒は「ものづくりの心がわかるビジネスパーソン」へ一歩近づくことができると思います。

”仕事は段取り8割”というように、計画性を持って準備を行い、組織として動くので人に伝える力、人をまとめる力もついていきます。今では武生商工高校に入学生徒で、入学試験の面接の際に「デパートをやりたくて入学希望しました」という生徒も増えています。